溶接

スマート溶接

ガルバノスキャナーを用いたスキャンシステムによるレーザー溶接のメリットは、歪みの少なさ（製品へのエネルギー入力を局所的に制限することによる、熱負荷や機械的負荷の軽減）、非接触（長動作距離 （最大約 1 m）により、産業用ロボットを使用時でも柔軟性の大幅な向上）、加工時間の短縮（高速溶接とリアルタイム監視による生産性の向上）です。
これらの特性と、高品質かつ拡張性の高い製品形状設計の自由度により、ガルバノスキャナーを用いたレーザー溶接は、現代の工業生産において広く活用される接合方法となっています。また、様々な厚さ、様々な再生利用可能な素材 （例: プラスチック、金属、ガラス）での溶接も可能です。

プラスチックやガラスの準同時溶接
高品質の溶接、歪みや粉じんゼロ、柔軟な製品形状。

微小溶接
線条細工部品のような溶接半径の狭い溶接においても、非常に細かいシームを高精度で実現。

自動車製造用遠隔溶接
ロボットを利用した遠隔溶接により、大幅な効率化、スループットの向上、費用削減、柔軟な溶接形状が実現されます。オーバーラップ溶接に特に適しているのは、Fシータレンズを備えたintelliWELD II FTです。プリフォーカスを備えたintelliWELD II PRは、ビジョンアプリケーション（フィレット溶接など）用に最適化されています。