本文にスキップする

OCT 250

OCT250-2

OCT – レーザー溶接用光干渉断層計

OCT250は、溶接加工測定用装置です。
レーザービームに同軸で接続またはスタンドアローンで使用し、高精度のプロファイル測定を行います。サイクルタイムは変わらずに、溶接箇所の正確なトラッキングと輪郭や表面の検査を行うことが可能です。
お客様に合わせたカスタムも対応しています。

特長

04_OCT_Scan_02

メリット

・あらゆる方向、あらゆる溶接角度で正確に端を検出し、シームトラッキングが可能
・オンラインでの欠陥検出と自動修正により、廃棄品、検査コスト、手直し率を削減
・ 信頼性の高い自動検出により溶接継ぎ目の形状における欠陥を検出
・溶接加工中の溶け込みの深さ測定
・実証済みの欠陥検出と評価のアルゴリズム
・すべての測定データと評価データを保存し、完全なトレーサビリティを実現

OCT250

特殊機能

・一般的なレーザー溶接光学系、および固定光学系とスキャナー光学系を備えたシステムへの取り付けが可能
・表面状態や加工光や外光の影響を受けない高精度測定
・溶接加工に合わせた個別設定
・ロボット対応ケーブルを備えた防塵構造
・一般的な産業用フィールドバスに対応した標準インターフェース
・自動セルフキャリブレーション

溶接加工の品質保証に新しい可能性

溶接加工では溶接深度が不十分だったり、継ぎ目が正しく認識されなかったりといった問題で廃棄や生産停止などが発生し、復旧までに時間がかかる可能性があります。
OCT 250はそれらの問題を解決に役立ちます。

 

レーザー溶接品質モニタリングシステムは、高精度なプロファイル測定を実行します。溶接加工中、部品表面は毎秒約25万点の測定点でµm単位の精度でスキャンされます。
動画には、突合せ継手溶融池冷却された継ぎ目の領域が含まれます。

また、レーザーヘッドの動く方向に関わらず、事前のキャリブレーションや所定の軌道情報なしに、セルフ制御方式で溶接の継ぎ目を追跡できます。これにより溶接加工前の正確な非接触シームトラッキングを実現し、溶接加工後の完成した継ぎ目の輪郭制御が可能になります。 

更に、加工中に生じうる溶け込みの深さ(キーホールの深さ)を経済的かつ高精度に測定できるのはLessmüller以外にはありません。

これにより、レーザー溶接やはんだ付けにおけるシームトラッキング(溶接前)、加工モニタリング(溶接中)、そしてシーム制御(溶接後)を、単一のシステムで実行することが可能になります。これら3つのアプリケーション領域すべてに対応する豊富なソフトウェアパッケージが用意されており、測定データの自動評価が可能です。評価アルゴリズムをお客様の特定のタスクに合わせて柔軟に調整できることは、Lessmüllerの最大の強みの一つです。


製品カタログ

※PDF容量は 3.1MBです。

アプリケーション例

  • 自動車

  • バッテリー

  • パワートレイン

  • eモビリティ 

  • 医療技術 

  • 機械工学 

  • 白物家電